auじぶん銀行カードローンの金利と利息の計算方法

公開日:2019/05/10 / 最終更新日:2021/11/22

auじぶん銀行カードローンの金利は、実際に借りられる上限額(借入可能上限額)によって決定されます。

当記事では、auじぶん銀行カードローンの金利の決まり方や利息の計算方法を解説します。また、利息を抑えるための対策も紹介するため、auじぶん銀行カードローンの利用を検討している人は参考にしてみてください。

auじぶん銀行カードローンの通常コースの金利は年1.48%~17.5%

初めてauじぶん銀行カードローンに申し込む場合、基本的には年1.48%~17.5%の金利である通常コースが適用され、借入可能上限額と金利は初回の審査時に決定されます。申込者本人の同意のもと、借入可能上限額に応じた金利が年1.48%~17.5%の間から決定される仕組みです。

すでにauじぶん銀行カードローンを利用している人は、借入可能上限額が高く設定されれば、現在よりも低い金利が適用される場合もあります。

auじぶん銀行カードローンの公式サイト「商品詳細」に「お客さまの借入利率は、上記の範囲内で当行の審査完了後に個別にご案内します。」と記載されているように、実際に適用される金利は審査が完了するまでわかりません。

そのため、「auじぶん銀行カードローンの金利は高い・低い」と一概に言えないのです。

メガバンクとネット銀行のカードローンとの金利比較

ここでは、auじぶん銀行カードローンと他社の商品の金利を比較します。メガバンクとネット銀行のカードローンの金利をまとめましたので、参考にしてみてください。

【auじぶん銀行カードローンとメガバンクとネット銀行の金利】
金利
auじぶん銀行カードローン(通常コース) 年1.48%~17.5%
みずほ銀行カードローン 年2.0%~14.0%※
三井住友銀行カードローン 年1.5%~14.5%
三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」 年1.8%~14.6%
ソニー銀行カードローン 年2.5%~13.8%
楽天銀行カードローン 年1.9%~14.5%
住信SBIネット銀行カードローン 年1.59%~14.79%
PayPay銀行カードローン 年1.59%~18.0%

※住宅ローンの利用で、本カードローンの金利を年0.5%引き下げます。引き下げ適用後の金利は年1.5%~年13.5%です。

メガバンクとネット銀行のカードローンも、金利に幅が設定されています。契約時に金利が決まり適用される点も同じであるため、auじぶん銀行カードローンの金利はメガバンクとネット銀行の商品と比較して高い・低いとも言えません。

なお、審査の結果によっては上限金利が適用される可能性もあるため、上限金利を見てカードローンの金利を比較することも一つの手です。たとえば、ネット銀行の商品では、年13.8%のソニー銀行カードローンが最も上限金利が低く設定されています。

ただし、必ず上限金利が適用されるわけではないため、カードローンを利用する際は、契約時に決定される金利を把握したうえで、「利息が問題なく支払える金額なのか」を確認するようにしましょう。

借入可能上限額に応じた金利

auじぶん銀行カードローンの金利は、借入可能上限額に応じて決定されます。

【借入可能上限額に応じた通常コースの金利】
借入可能上限額 金利
10万円~100万円 年13.0%~17.5%
110万円~200万円 年9.0%~13.0%
210万円~300万円 年7.0%~9.0%
310万円~400万円 年6.0%~7.0%
410万円~500万円 年5.0%~6.0%
510万円~600万円 年4.5%~5.0%
610万円~700万円 年3.5%~4.5%
710万円~800万円 年1.48%~3.5%

参照元:auじぶん銀行カードローン公式サイト「au限定割」

たとえば、100万円以下の借入可能上限額が設定された場合、auじぶん銀行カードローンの通常コースの金利は年13.0%~17.5%の間の数値となります。

なお、金利は借入可能上限額ではなく、実際に借りている金額に適用されます。そのため、仮に「借入可能上限額が50万円、金利が年17.5%」という条件で契約した場合も、実際に借りた金額が10万円であれば、年17.5%の金利は借りている10万円に適用されるのです。

auじぶん銀行カードローンは自主規制をもとに借入可能上限額を決定している

auじぶん銀行カードローンは、自主規制をもとに申込者の借入可能上限額を決定していると考えられます。自主規制とは、銀行各社が自ら定めている規制のことです。

過去に金融庁は、多額の借金を抱えたことで返済が困難になった多重債務者の増加を問題視して、カードローンを取り扱う銀行に対して業務体制の見直しを命じました。

実際に金融庁が平成30年に発表した「銀行カードローンの実態調査結果」には、約9割の銀行が貸付の上限額を設定したと記載されています。そのため、auじぶん銀行カードローンも自主規制を敷いている可能性があり、融資額の上限を定めていると推測できます。

自主規制の内容は公表されていませんが、総量規制(貸金業者から個人への融資額を年収の3分の1までに制限する規制)が参考にされているため、auじぶん銀行カードローンの借入可能上限額が年収の3分の1までになる可能性も考えられます。

au IDを持っているなら年0.1%の金利優遇を受けられる

auじぶん銀行カードローンの公式サイト「au限定割」には、「au IDをお持ちの方なら誰でも年0.1%優遇」と記載されています。

そのため、au IDをお持ちであれば、「カードローンau限定割 誰でもコース」が適用されて、年1.48%~17.5%から年0.1%の金利が引き下げられます。そのため、年1.38%~17.4%の間の数値でカードローンの契約が可能です。

借り換えコースなら年0.5%の金利優遇を受けられる

auじぶん銀行カードローンの公式サイト「au限定割」には、「借り換えなら年0.5%優遇」という内容の文章も記載されています。

借り換えとは、現在契約している商品から別の商品に乗り換えることです。借り換えコースは返済専用の商品であるため、現在他社から借りている金額を超える借入はできませんが、利用すれば現在よりも低い金利が適用される可能性があります。

借り換えコースを利用すれば、年1.48%~17.5%から年0.5%の金利が引き下げられて、年0.98%~12.5%の間で契約が可能です。

ただし、借り換えコースを利用できるのは、au IDを持っている人のみです。au IDをお持ちであり、auじぶん銀行カードローンで借り換えをしたい場合、借り換えコースを検討してみてください。

auじぶん銀行カードローンの利息を計算する前に金利との違いを確認する

auじぶん銀行カードローンに支払う利息を計算する前に、まず金利と利息の違いを確認しましょう。

金利とは、借りたお金に対して発生する利息の割合のことです。利率や年率と呼ばれる場合もありますが、auじぶん銀行カードローンの公式サイトには、「借入利率」と記載されています。

一方、利息とは、借りたお金に対して発生する対価のことです。auじぶん銀行カードローンに電話調査したところ、「利息はお金を借りた日の翌日から発生する」との回答が得られました。

つまり、金利は「〇%」、利息は「〇円」と表せます。ここからは、金利と利息の違いを踏まえて、auじぶん銀行カードローンに支払う利息について解説していきます。

auじぶん銀行カードローンに支払う利息の計算式

auじぶん銀行カードローンでは、実際に借りている金額に金利が適用されて、お金を借りた日から利息が1日ごとに発生します。金利は年率であるため、auじぶん銀行カードローンに支払う利息は、下記の計算式で算出できます。

【auじぶん銀行カードローンに支払う利息の計算式】
借りている金額×金利÷365日×利用した日数

ここからは、上記の計算式を活用して、実際にauじぶん銀行カードローンへ支払う利息を説明していきます。

auじぶん銀行カードローンから10万円を30日間借りた場合の利息

たとえば、年17.5%の金利で10万円を30日間借りた場合、auじぶん銀行カードローンに支払う利息は下記のように算出できます。

【auじぶん銀行カードローンに支払う利息の計算式】
10万円×17.5%÷365日×30日=約1,438円

計算の結果、年17.5%の金利で10万円を30日間借りた場合の利息は、約1,438円となりました。

なお、予定より多くの金額を返済するなど、利用者の状況によって、auじぶん銀行カードローンに支払う利息は変わります。そのため、借りている金額や利息を含めた返済額を常に把握しておくことで、延滞を防ぎつつ、早めの完済を目指すことができます。

auじぶん銀行カードローンでは返済早見表が用意されている

auじぶん銀行カードローンの公式サイトには、返済早見表が用意されています。たとえば、借入可能上限額が10万円~90万円の場合の返済早見表は、下記のとおりです。

【返済早見表の引用】

返済早見表の引用
引用元:auじぶん銀行カードローン公式サイト「返済早見表」

借りたい金額に応じた最少返済額を確認できるため、返済早見表はauじぶん銀行カードローンへの返済計画を立てる際に活用できます。auじぶん銀行カードローンへの返済計画を立てる際は、返済早見表を利用してみてください。

なお、ここからは、auじぶん銀行カードローンの返済早見表を参考にして、「10万円・30万円・50万円」を借りた場合の最少返済額と完済までの期間を説明していきます。

10万円を借りた場合の最少返済額と完済までの期間

10万円を借りた場合の最少返済額は、auじぶん銀行カードローンの借入可能上限額によって、下記のように決定されます。

【10万円を借りた場合の最少返済額】
借入可能上限額 最少返済額
10万円~90万円 2,000円
100万円~190万円 1,500円
200万円~800万円 1,000円

たとえば、借入可能上限額が10万円~90万円の最少返済額は2,000円となります。仮に年17.5%の金利が適用されて毎月2,000円ずつ返済して10万円を完済した場合、返済期間は94か月です。

最終的にauじぶん銀行カードローンに支払う利息は85,733円となり、返済総額は185,733円となります。

30万円を借りた場合の最少返済額と完済までの期間

30万円を借りた場合の最少返済額は、auじぶん銀行カードローンの借入可能上限額によって、下記のように決定されます。

【30万円を借りた場合の最少返済額】
借入可能上限額 最少返済額
10万円~90万円 6,000円
100万円~190万円 4,500円
200万円~800万円 3,000円

たとえば、借入可能上限額が10万円~90万円の返済額は6,000円となります。仮に年17.5%の金利が適用されて毎月6,000円ずつ返済して30万円を完済した場合、返済期間は94か月です。

最終的にauじぶん銀行カードローンに支払う利息は257,698円となり、返済総額は557,698円となります。

50万円を借りた場合の最少返済額と完済までの期間

50万円を借りた場合の最少返済額は、auじぶん銀行カードローンの借入可能上限額によって、下記のように決定されます。

【50万円を借りた場合の最少返済額】
借入可能上限額 最少返済額
10万円~90万円 10,000円
100万円~190万円 7,500円
200万円~800万円 5,000円

たとえば、借入可能上限額が10万円~90万円の返済額は10,000円となります。仮に年17.5%の金利が適用されて毎月10,000円ずつ返済して30万円を完済した場合、返済期間は94か月です。

最終的にauじぶん銀行カードローンに支払う利息は429,642円となり、返済総額は929,642円となります。

返済サイクルによって発生する利息に差が出る場合がある

auじぶん銀行カードローンには返済日を決定する方法が2種類あり、契約時に自分でどちらかを選択できます。

【返済日を決定する方法と内容】
内容
期日指定返済 毎月の返済日を指定できる方法。
35日ごと返済 前回の返済日の翌日から数えて35日目が返済日になる方法。(初回の返済の場合は借入日から35日目)

35日ごと返済を選択した場合、仮に借入日が3月1日だとすると、翌日である3月2日から35日後の4月5日が初回の返済日となります。

一方、期日指定返済を選んで毎月の25日を返済日として設定した場合、お金を完済するまで毎月25日がauじぶん銀行カードローンの返済日となります。

利息は1日ごとに発生するため、返済日が来るまでの期間が短い期日指定返済のほうが35日ごとに返済するよりも、支払う利息を抑えられる可能性があります。

auじぶん銀行カードローンに支払う利息を抑えたい人は、期日指定返済を選択することを検討してみてください。

auじぶん銀行カードローンでは金利と借入残高で最少返済額が決まる

auじぶん銀行カードローンの最少返済額は、金利と借入残高で決まります。最少返済額とは、毎月返済しなければならない最少の金額のことです。

auじぶん銀行カードローンの公式サイト「商品詳細」には、金利に応じた最少返済額が記載されています。

【金利が年13.0%超の場合の最少返済額】
借入残高 最少返済額
10万円以下 2,000円
10万円超~20万円以下 4,000円
20万円超~30万円以下 6,000円
30万円~ 借入残高が10万円増えるごとに2,000円が上乗せされる

参照元:auじぶん銀行カードローン公式サイト「商品詳細」

【金利が年13.0%以下の場合の最少返済額】
借入残高 最少返済額
10万円以下 1,500円
10万円超~20万円以下 3,000円
20万円超~30万円以下 4,500円
30万円~ 借入残高が10万円増えるごとに1,500円が上乗せされる

参照元:auじぶん銀行カードローン公式サイト「商品詳細」

【金利が年9.0%以下の場合の最少返済額】
借入残高 最少返済額
10万円以下 1,000円
10万円超~20万円以下 2,000円
20万円超~30万円以下 3,000円
30万円~ 借入残高が10万円増えるごとに1,000円が上乗せされる

参照元:auじぶん銀行カードローン公式サイト「商品詳細」

たとえば、年17.5%の金利が適用されて15万円借りた場合、auじぶん銀行カードローンへの最少返済額は4,000円となります。借入残高が20万円を超えると、最少返済額は6,000円に変わります。

つまり、auじぶん銀行カードローンでは、借りている金額が増えれば最少返済額も増えて、借りている金額が減れば最少返済額も減る仕組みが採用されているのです。

auじぶん銀行カードローンからの借入が減るほど最少返済額が減っていく

auじぶん銀行カードローンでは、借りている金額によって最少返済額が決定されます。そのため、返済を続けて借りている金額が減ると、最少返済額も減っていきます。

たとえば、17.5%の金利が適用されて15万円借りた場合、auじぶん銀行カードローンへの最少返済額は4,000円となります。しかし、返済を続けて借入残高が10万円以下になると、最少返済額は2,000円に変わります。

最少返済額が減るとお金を完済するまでの期間が長期化して、auじぶん銀行カードローンに支払う利息が増えます。

auじぶん銀行カードローンでは、提携ATMで返済する場合、最少返済額以上の金額を支払うことが可能です。auじぶん銀行カードローンを利用する場合、可能な限り最少返済額以上の金額を返済するように心がけてください。

auじぶん銀行カードローンでは利息のみの返済が認められない

編集部で電話調査したところ、「利息のみの支払いは認めておらず、毎月の返済日には最低返済額以上の金額を支払ってもらう」との回答が得られました。

そのため、auじぶん銀行カードローンに返済する金額を用意できない状況になっても、通常通りの金額の請求が来ると考えられます。

なお、auじぶん銀行カードローンで延滞した場合、延滞した履歴が個人信用情報機関という機関に最長5年間保管される危険性があります。

カードローンやクレジットカードなどを取り扱う会社は、個人信用情報機関から申込者の情報を照会したうえで審査をします。そのため、延滞をすると、履歴の残る最長5年間はカードローンやクレジットカードなどの審査に悪影響を及ぼす可能性があるのです。

auじぶん銀行カードローンを利用する場合、返済額を用意できなくなるような事態にならないためにも、お金を借りる前に返済計画を立てるようにしてください。

auじぶん銀行カードローンの遅延損害金の金利は年18.0%

auじぶん銀行カードローンの金利は最大でも年17.5%ですが、遅延損害金の金利は年18.0%と設定されています。

遅延損害金とは、金利による利息とは別に、借金を延滞した利用者が支払わなければならないお金のことです。auじぶん銀行カードローンの遅延損害金は、下記の計算式で算出できます。

【auじぶん銀行カードローンの遅延損害金の計算式】

〔借入金額〕×〔遅延損害金年率〕÷〔365日〕×〔各回の返済期日後の経過日数〕
引用元:auじぶん銀行カードローン公式サイト「商品詳細」

たとえば、auじぶん銀行カードローンから10万円を借りている状態で返済が5日遅れると、「10万円×18.0%÷365日×5日」となり、遅延損害金は約246円です。

遅延損害金は延滞した日数が多ければ多いほど加算されます。auじぶん銀行カードローンを利用する場合、返済期日には遅れないように心がけましょう。

auじぶん銀行カードローンの利息を抑えるための対策

auじぶん銀行カードローンの利息を抑えるための対策には、下記が挙げられます。

【auじぶん銀行カードローンの利息を抑えるための対策】
  • お金に余裕がある月だけでも随時返済をする
  • 金利の引き下げのために借入可能上限額の増額を申し込む

auじぶん銀行カードローンを利用する人は、利息を抑えるための対策を実践することも検討してみてください。

お金に余裕がある月だけでも随時返済をする

auじぶん銀行カードローンに随時返済をすることは、利息を抑えるための方法の一つと言えます。

随時返済とは、任意のタイミングで好きな金額を返済することです。随時返済をすれば、毎月の返済とは別のタイミングで返済を行なえるため、auじぶん銀行カードローンへ支払う利息を抑えられます。

たとえば、年17.5%の金利でauじぶん銀行カードローンから30万円を借りた人が1年間で完済した場合、随時返済した金額に応じた利息は下記のようになります。

【auじぶん銀行カードローンに随時返済した場合の利息】
随時返済をした金額 完済までの期間 利息
0円 12か月 29,186円
10,000円 12か月 28,345円
20,000円 12か月 27,501円
30,000円 11か月 26,699円

※実際の利息とは異なる場合があるため、目安程度でお考え下さい。

auじぶん銀行カードローンに随時返済した金額が多ければ多いほど、支払う利息を抑えられます。

なお、auじぶん銀行カードローンでは、三菱UFJ銀行やセブン銀行といった提携ATMで、原則24時間随時返済が可能です。auじぶん銀行カードローンを利用する人は、お金に余裕がある月だけでも随時返済することを覚えておくと良いでしょう。

金利の引き下げのために借入可能上限額の増額を申し込む

編集部でauじぶん銀行カードローンに電話調査したところ、「契約後に金利の引き下げを提案する場合もある」との回答が得られました。また、「借入可能上限額を増額すれば、金利が引き下げられる可能性もある」との回答も得られています。

auじぶん銀行カードローンのローンセンターに電話をすれば、借入可能上限額の増額申請が可能です。申請後に行なわれる審査に通れば、借入可能上限額が増額されます。

なお、auじぶん銀行カードローンの借入可能上限額が増額された場合、実際に借りられる金額の上限が増えることになります。

必要以上にお金を借りてしまい返済が困難になる危険性もあるため、借入可能上限額を増額できたとしても、借りる金額は必要最低限に抑えるようにしてください。