実家の奇妙な出来事

私の実家は昔から奇妙な事が起きる家です。
実家は山の一部を削った土地に建っており、家の隣には残りの山の一部が有りました。
その山は頂上まで登ると割と広い範囲まで続いており、途中にはお寺のお墓も存在します。
そんな立地に建つ為か、実家は些細なものから怪奇現象かと思う程の奇妙な出来事が多く起こります。
実家は持ち家の為、生まれてから実家を出るまで18年間住んでおり、現在も両親が暮らしています。
そんな実家で暮らしていた18年間に体験した奇妙な出来事を幾つかご紹介します。

1:「不幸の奇妙な共通点」

実家は、ここ数十年で祖父・祖母・子供(私の兄弟)の3人の不幸がありました。
この3人の不幸には奇妙にも共通点が多く、祖父は16日・祖母は6日・子供は26日と必ず6のつく日に亡くなっています。更に3人とも冬場に亡くなっているのです。
更に奇妙な事に、全員が火葬の日に記録的な大雪にみまわれ交通規制、飛行機やJR等が欠航など火葬に参列出来ない親族が続出する事態になるのです。
病死や老衰、医療ミスと原因は異なっていますが、我が家は冬場の6のつく日に因縁があるようです。

2:「誰も居ない空間に威嚇して吼える犬」

実家の2Fの一室に、当時普段は利用していない部屋がありました。
いつもドアを開けっ放しにしているのですが、特段変わった部屋ではなく整理整頓もされていて日中は陽の光が良く入る温かい部屋です。
但し、夜になると言葉には表しようのない気持ち悪さというか、気味の悪い雰囲気を感じる部屋でした。
その為、元々は両親の寝室だったのですが結婚当初から母が気味が悪いと言っていた事もあり、途中から寝室を別の部屋に移し誰も使わない部屋となっていました。
この気味の悪い部屋は家族だけでなく、遊びに来た親族達も気味悪がっていた程です。
そんな事もあり、ほぼ人が立ち入らない部屋で、且つ音の出るような物もない部屋なのに実家で飼っている室内犬が、時折その部屋に向かって威嚇し激しく吼え続けるのです。
実家は北海道で、且つ道内でも気温が更に低い地方なのでゴキブリはいませんし鼠もいないので、何に威嚇しているかも分からず恐怖だけが増していきました。
現在は図太い父が寝室として利用しているそうですが、実家の犬はやはり寄り付かないそうです。

3:「話し声」

これは母と私だけが体験した事です。
体験した日は別々なのに、同じような体験をしていた事に不気味さを感じました。
実家の1Fには仏間とふすま区切りになった和室があります。
その和室は普段閉め切っており、私が勉強部屋として使っていました。
母が不気味な体験をしたのは、私が遠方に泊りがけで出掛けていた時でした。
父も単身赴任中で家におらず、その日は母1人だったそうです。
ですが夜に和室から女の人の声が聞こえてきた為、私が音楽をつけっ放しで出掛けたのかと思い、コンポの電源を切る為に和室に向かったそうです。
和室に近づくと女の人の声は歌声というより話し声の様で少し違和感を感じたそうですが、コンポにはラジオを受信する機能もついていた為、ラジオかもしれないと思い直しコンポの電源を切る為に和室のドアを開けたそうです。
すると、それまで聞こえていた声も止まった為、言い様のない気味の悪さを感じ、早く部屋を出たい衝動に駆られ、急いでコンポを見たところ電源は入っておらずその他に音の出る物は部屋に存在しない事から、急いで部屋を出てドアを閉めそれから家族が帰って来るまで一切開けなかったそうです。
私の体験は、その日から数日後の事でした。
遠方での泊りが終わり、夜になって実家へ到着しました。
帰宅早々、荷物を置こうと和室に近づいたところ、母と同様に女の人の話し声が聞こえてきました。
その時は母にその話を聞いて居なかった為、私もコンポつけっ放しで行っちゃった?
・・・くらいの軽い考えしかなかったのですが、ドアを開けた途端に消える声や電源の入っていないコンポを見て、急いでその場を立ち去りました。
その後、母も同じ体験をしたと詳しい話を聞き、気味が悪くなってしまい暫く夜の和室は開かずの扉でした。

4:「祖母の気配」

これは祖母が亡くなった時の話で、それこそ多くの親族が感じた事でした。
祖母の葬儀は、お寺ではなく実家で行われました。
それは最後まで自宅で見送って上げたいという気持ちや、雪も酷かった為お焼香に来た人がゆっくりと休めるように等の考えもあっての事でした。
その為、多くの親族が訪れ、数日間実家は大変賑わっていました。
祖母の親族は地元を離れて遠方に出てしまった人が多く、滅多に会う事が出来なかった為祖母も大変寂しがっていましたし、最後は寝たきりで痴呆も進み親族に会いに行く事も出来なくなっていた事も有ってか、親族が集まった事を喜ぶように祖母の気配を強く感じるようになりました。
私を含めて、複数名の人が祖母の笑い声を聞いたと言っていましたし、祖母が寝たきりになる前の、腰の悪かった祖母が足を引き摺るようにしながら歩くあの独特の足を聞いた人も多く居ました。
もちろん実家に来た人に足を引き摺るように歩く人は居ませんでしたので皆、祖母が喜んで近くに居るんだねと葬儀の割りには明るい雰囲気で包まれました。
葬儀後、普段の落ち着きを取り戻した実家で祖母の気配を感じる事はありませんでしたが
今でも奇妙な体験だったなと思います。

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