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投資信託のパフォーマンス

運用実績、運用成果のことをパフォーマンスといいます。一般に、投資信託のパフォーマンスはトータルリターンといって、ファンドの値上がり・値下がりに分配金も加えた総合的な収益で見ます。そして、そのデータや評価は、モーニングスター社など投資信託関連情報を提供する会社がサイト上で提供しており、投資信託選びの際に利用することができます。

しかし、一概に投資信託のパフォーマンスといっても、ファンドの種類によって、何をもって良いとするのかが異なってきます。それでは、ファンドの種類ごとにパフォーマンスとの関係を見ていきましょう。

アクティブファンド(相対リターン追求型)

ファンドマネージャー(運用会社や運用会社に所属する運用担当者)が調査・分析して選んだ銘柄に投資して、最大限のパフォーマンスを狙うのがアクティブファンドです。そのうち、相対リターン追求型の運用とは、パフォーマンスの競争相手を決めて、それに勝つことを目指して運用するものです。競争相手は各ファンドの趣旨に合った株価指数などが選ばれ、ベンチマークと呼ばれます。例えば、日本株に投資するファンドなら、一般に有名な日経平均株価や、東京証券取引所第1部のすべての銘柄を網羅したTOPIX(トピックス、東証株価指数)などがベンチマークになります。海外に投資する場合も、米国株ファンドならばニューヨーク・ダウやS&P500、世界的に分散投資するファンドならばMSCI社が算出するワールドインデックスや新興国インデックスなど、競争相手としてそれぞれ最適なものが選ばれます。

相対リターン型ではベンチマークに勝つのが目標ですので、ベンチマークの指標が上昇する時には、ファンドがその上昇率よりも大きく値上がりすれば良い成績であり、逆にベンチマークの指標が下落した時には、その下落率よりも小さい値下がりに留まれば好成績と評価されます。つまり、投資家から見れば、ベンチマークが下がればファンドも値下がりしても仕方がないと捉えるべきなのがこのタイプの投資信託です。これらの評価方法としては、ベンチマークに比べて良いか悪いか、同じ種類の他のファンドと比べて良いか悪いかがポイントとなります。

アクティブファンド(絶対リターン型)

絶対リターン型の運用とは、相対リターン型のようにベンチマークを設定せず、相場(株価指数など)が下落してもファンドは値下がりせずに、目標とする収益を獲得することを目指す運用です。市場全体が値下がりしてもファンドを値下がりさせないために、絶対リターン型では普通の株式売買などの運用だけではなく、先物・オプションなどデリバティブを使ってヘッジをしながら高度で複雑な運用が行われます。そのため、相場が下がってもファンドの値上がりを目指す代わりに、相場が大幅に急上昇してもそれを超える収益を求めるべきではないのが絶対リターン型のファンドです。また、相対リターン型に比べると、相場が値上がりしてもファンドが値上がりしないというリスクもあります。絶対リターン型のファンドを評価するには、目標収益率が掲げられることが多いので、その目標を達成したかどうかで見ることになります。

インデックスファンド

インデックスファンドは、あらかじめ決められたベンチマークと同じ動きをすることを目指して運用されるものです。ファンドマネージャーの使命は株価が上がりそうな銘柄を探すことではなく、ファンドの動きをいかにベンチマークと同じにするかです。例えば、日経平均株価が10%上がった時に、同じ期間のファンドのパフォーマンスも10%値上がりするのが理想であり、12%値上がりしたのでは成績の悪いファンドと評価されます。