元素周期表で世界はすべて読み解ける 宇宙、地球、人体の成り立ち 吉田たかよし

カテゴリ:技術書 本の著者:

この本は、元素周期表の読み方からそれを元に宇宙と地球、人体の構造を説明する本です。
元素周期表は縦線と横線からなるマス目にそれぞれの原子の名前と番号が書かれた表です。
なぜその順なのか。
なぜきれいな長方形の表にならないのか。
その番号の意味は?
これらの疑問の答えが分かると、宇宙の構造が見えてくる、あるいはミクロからマクロまでつながっている壮大な物語が見えてくることを教えてくれました。

私がなぜこの本を読もうと思ったかというと、科学知識の基礎を身に着けたかったからです。
前々から科学が分かると新しいテクノロジーの価値が分かりやすくなり、より未来が楽しめるようになると思っていました。
しかし、面倒だ、もっと生活に余裕ができてから読むことにしようと先延ばして少しも実際に学ぶ行動を起こしませんでした。

そんな時に起こったのは311の震災と原発事故です。
目まぐるしくマスメディアやネットで多くの情報、憶測が流れましたが私は少しも分かりませんでした。
原発は安全なのか危ないのかも少しも分かりません。
なのでこれではいけないとようやく行動して手に取ったのが本書です。

本書により、この宇宙はどういう物質で出来、それが地球や人体にどういう影響を与えたかが分かりました。
宇宙・地球・人体、それぞれ同じ宇宙のものとして多くの共通点があることが分かり、全てつながっているのだなという思いを抱けたのが一番の収穫だと思います。
日本を騒がせた(今も騒がせている)セシウムなどがどうして人体に悪いのかの理由も知れました。
とても科学の素養が大幅レベルアップしたのを感じます。

この周期表の使い方をもっと義務教育でしっかりやった方が良いのではないでしょうか。
これを知っているだけで将来の科学レベルが大きく違ってくると思います。
もっともっと一般化して欲しいです。

私もそういうことの力になりたいのですが、すぐには達成できません。
なのでこういう場を借りながら啓蒙して行きたいと思っています。

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