眠れぬ真珠 石田衣良

カテゴリ:小説・文芸 本の著者:

この小説は、また恋する気持ちを味わいたい
女性としていつまでも輝いていたい
そんな女性におすすめです。

主なあらすじとしては
キャリアを積んだ、しかもクリエイティブでスタイリッシュな40代の女性が
大人の女としての楽しみやほろ苦さを味わいつつ良い意味で惰性的に
日々を過ごしているところ、自分よりずっと若く、才能のある青年出会い
思いを寄せられ、迷いながらも純粋に彼を愛することを選んで
また新たな幸せの形をみつける・・というようなストーリー。

まさに、ドラマ化してもおかしくないんじゃないかと思うぐらい
ドラマチックで、ロマンチック。な内容です。

主人公の女性の描写が本当に美しくおしゃれ感満載で
きっと誰もが憧れるような年齢の重ね方と生活にうっとりします。

登場人物ひとりひとりも、とても個性的だし、チャーミンングで
よりストーリーを華やかに演出する感じ。

でも、私が一番印象的だったのが

主人公の女性が、親しくしている年上の女性の
「女には 真珠の女と ダイヤの女がいるのよ」
という言葉。ダイヤの女は誰が見ても光り輝き、男からみても常に魅力的。
真珠の女は内側からの輝きのために、本当に理解してくれる人にしか
その輝き、魅力を知ってもらえない。

というような言葉。

主人公の女性は真珠の女。 そのことに不満はないけれど・・・

でも、最終的に、思いを寄せる男性にその輝きを見出してもらえるという
本当に大人のシンデレラストーリーになっています。
私自身はどっちかな?
などと、読者の女性なら誰もが思いを馳せるでしょう。

しかし、男性作家とは思えない細かな女心の揺らぎが見事に表現されていて
読み終えた後、共感と幸福感で満たされる感じです。

ぜひ、女性ホルモン足りないな~
という、アラフォー世代におすすめしたい1冊です。

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